いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ブロック上手

娘のブロックつくりのスキルが上がっている。

 

レゴの幼児版デュプロのブロックだ。昨日も「ほら、てにす」といって娘がつくってきたのは、テニスの審判席だった。週末に妻のテニスの応援で見たものをブロックで再現したのだろう。地面から高い所に椅子があり、そこに女の子を座らせていた。

 

私と妻はそれを見て感動の声をあげた。対象のチョイスもさることながら、それを作ろうと思い、他の人が見てもしっかりとわかるくらいのレベルで再現してみせた、娘の想像力と創造力に驚きを覚えたのだ。

 

思い返せば先日も、娘がひとり遊びをしているところをふと見てみると、ブロックで公衆電話の受話器のようなものを作り、それを耳と口にあて、妄想上の誰かと電話越しに会話をしていた。

 

ちなみに、そのときも感動を覚えて娘に声をかけたのだが、照れくさかったのか、ひとり遊びを邪魔されて不快だったのか、すぐにブロックを壊してその遊びをやめてしまった。申し訳ないことをしたなと思っている。

 

なんにせよそのように、ここ最近の娘はいろんなものをブロックで作っている。少し前に、持っているブロックだけだとすぐに使い切ってしまうので、追加セットを買ってあげたのだが、それ以来、作れる幅が広がり、彼女の想像力も発揮しやすくなったのだろう。

 

なかなかお片付けをしてくれないという難点もあるのだが、ブロックを娘に与えてよかったなと改めて思った。次に娘が何をつくってくれるのか、楽しみでならない。