いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

いくらは美味い

謹賀新年。我が家では典型的な年末年始を送っている。

 

昨日は午前中から近所の蕎麦屋に並び、晦日蕎麦を食べた。一時間ほど並んだが、前年から学習していたので、お腹が減る一時間前から並んだ。蕎麦は美味しかった。
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その後はスーパーで年始を迎えるための食品を買い込んだ。おせちのための食材も入手。私は娘についていき、彼女が選んだアイスとお菓子をかごの中に入れた。

 

家に帰ると娘としばし遊び、おやつを食べた。腹を満たすと家族みんなで布団を敷き昼寝をする。起きたら夕方になっていた。『ガキの使い』を見ながら鍋をつつく。

 

途中からは紅白を見た。星野源が過激な歌詞を一部変更して歌っており、菅田将暉の熱唱には惹きつけられた。

 

年越しの瞬間はジャニーズのライブ番組を見ていた。カウントダウンをしながら、妻と娘と三人で抱きしめ合った。娘は起きて年越しをするのはこれが初めてだった。

 

元旦の朝はひとり目を覚まし、ソファに座って読書をした。年をまたいでから読み始めた本には、冒頭から惹きつけられた。今年もよい読み初めができた気がする。

 

遅目の朝食では、妻が盛り合わせたおせちを食べた。どれも美味しかった。ただ、そのなかでも特にいくらが美味しかった。スプーンですくってたくさんのいくらを食べられる贅沢。正月っていいなあ、と心から思った。

 

昼からは近所の神社に行き、お手軽な初詣を済ませた。皆でおみくじを引いたら、娘が一番良く、私が一番悪かった(中吉、吉、末吉)。家に帰って皆で折り紙で遊び、そのあとで両方の実家へと新年の電話を掛けた。

 

ゆっくりと時間が過ぎていく。夜のいくらも楽しみだ。