いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

子どもの回復力

昨日は久しぶりに娘が熱をだした。

 

おかげで、珍しく前々から計画をしていた週末の予定を断念せざるをえなかった。でも仕方の無いことだ。家中を暖かくして娘の早期回復に努めた。

 

寝起きからくしゃみを連発し、微熱がありながらも、はじめ娘はいつものように私と遊びたがった。前日に買ってあげたお医者さんごっこ用のオモチャで、私やぬいぐるみたちを診察しはじめる。

 

しかし一時間ほどすると、娘の目が朦朧としてきた。ソファに座っていた妻に怠そうに寄りかかり、弱々しく呼吸をしていた。体温を測ると39度程の熱がでていた。

 

私たちはその場で娘を寝かせるようにした。前日の夜中も、鼻づまりで寝づらそうだったので、なにより睡眠をとらせようと考えたのだ。娘はそこから2時間あまり、ぐっすりと寝てくれた。

 

昼寝から目覚めると、娘はだいぶスッキリとした表情をしていた。できる限り水分を摂らせ、おむつを変える際に解熱作用のある座薬を入れた。

 

座薬はすぐ効き、娘は目に見えて元気になった。そのすきに娘の好きなものを食べさせる。鼻づまりを解消するシロップも飲ませ、鼻をかむ回数も少なくなった。

 

そこからはいつもどおりの快活な娘であった。寝る前に熱を測ると平熱に戻っており、子どもの回復力の高さに感心させられた。まだ完全に気を抜けないが、今日まで安静に過ごせば、明日の幼稚園には行けそうである。

 

週末のうちに娘の体調が治ってよかった。あとは私や妊婦の妻が、治りかけの風邪をもらわないよう気をつけなければ。とにかく手洗い、うがい、手洗いだ。