いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

すき焼きすき

昨晩は家ですき焼きを食べた。

 

ちょっとしたブルジョア自慢になってしまうが、二週連続でのことである。グラム500円という普段よりも割高なお肉を使い、おいしく頂いた。

 

妻が妊娠し、週末も思うように外出できなくなった為、せめて食事にくらいは楽しみを設けよう、そんな思考が我々に働いているのだろうと思われる。

 

それにしても、すき焼きは美味しい。濃い味が付いたお肉を溶き卵に浸けて食べるというのが堪らない。まろやかな旨味が口内に広がり、飲み込むと同時に喜びが胸をいっぱいに満たす。


割り下は市販のものを使っている。妻の実家では調味料や酒から拘りの割り下を作るようだが、我が家ではお手軽さに重きを置いている。市販品でも十分美味しい。

 

昨年までは冬といえば鍋ばかりやっていたが、「とにかく濃い味が食べたい」という妊婦の声を尊重し、今年はすき焼きが主役の座に躍り出てきた。この勢いであれば、また来週も食べそうである。

 

食費を気にせずに回数を増やしたいので、少しずつお肉の値段を下げていき、いい落としどころをみつけたい。