いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

夏祭り

昨日は家族でお祭りに参加した。ダイキン工業が主催する夏祭りだ。

 

そのため私は午後から年休をとり、夕方から祭りに出かけた。妻と娘は浴衣姿で参加した。

 

ダイキン工業の広い敷地内にやぐらが組まれ、その周りに並んだ出店では、祭りならではの食べ物や遊びが提供されている。

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去年から2年連続で参加したのだが、相変わらず地域の人達にとってはありがたい、楽しいお祭りだなというふうに感じた。

 

台風の影響で少し人足は減るのかな、とも思っていたのだがそんなことはなく、心なしか去年よりも増えているようにさえ感じられた。

 

去年、娘はベビーカーに乗っての参加だったのだが、今年はしっかり歩けるようになったので抱っこと手繋ぎで連れてきた。人混みのところは抱っこしたが、それ以外のところでは歩かせることができた。

 

娘は祭りのメインイベント「盆踊り」がはじまると、勇み足で踊りの輪へと近づいていき、音に合わせて踊りだした。

 

他の踊り手たちは、やぐらを中心にぐるぐると回りながら踊るのだが、娘はその場に立ち止まり、見よう見まねで手足を動かしてオリジナル音頭を踊っていた。

 

踊り手の輪は、回転と共に徐々に大きく広がっていく。私と妻は他の人の迷惑にないよう、娘の位置を少しずつ後ろに下がらせていった。

 

家では「アンパンマン音頭」に合わせていつも踊っているので、このリズムと振り付けには親しみがあったのだろう。

 

娘は音に合わせて本当に楽しそうに踊っていた。他の踊り手の方々は、それを目にすると微笑ましそうな視線を送ってくれた。

 

敷地内の展示ブースもひととおり見て回り、腹もだいぶ満たされてきたので、花火が上がる前に早めに帰ることにした。約2時間くらいの滞在だった。人混みを避けるためで、去年もたしか同じくらいに帰った記憶がある。

 

帰り道、会場の近くにあったコンビニに寄った。興奮冷めやらない娘は、コンビニの中でもはしゃいでいた。そんな娘をなんとか押さえつつ、アイスとかき氷を買って家に帰った。

 

家に帰り着くと、ちょうどよい疲労感と満足感で、やはりいいタイミングで帰ってきたね、と妻と言い合った。

 

その後、私と妻はアイスを、娘はかき氷を食べた。

 

撮ったばかりの写真や動画を眺めていると、なんだか今年最後の夏の思い出を、しっかりと残せたような気持ちになった。

 

浴衣姿で微笑む妻。笑顔で踊る娘。やぐらに飾り付けられた無数の提灯の光をバックに、彼女たちは本当に輝いて見えた。

 

今年も行けてよかった。来年もまた参加したいな。