いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

段取り力開発研修に行ってきた

『段取り力開発研修(応用編)』に行ってきた。

 

先月行った『ロジカル・シンキング研修』と同様、段取りは自分にとって自信のあるスキルのひとつだ。それゆえ一度しっかりと体系的に学び、根拠のある自信へと変えることが参加の目的だった。

 

結論から言うと、やはり目新しい教えはなかった。「全体視野」をもつこと「並列処理」を意識することが、やはり段取りの基本だ。更には目的を果たすまでの全ての行為が段取りであること、究極の段取りが「気遣い」であることも、最初の発表時で既に言い当ててしまった。

 

新鮮だったのは、段取りは小手先ではなく「段取り脳」に変えていくことが重要、という話だ。これはもともとそのような脳のつくりの人もいれば、そうでない人もいるらしい。幸いなことに、私は前者であるようだ。そのため、普段でも自然と無理のない段取りができる。

 

無意識にやっていることを改めて言語化してもらうこともできた。たとえば「メモをとる」のは、ノートに覚えてもらい自分の脳では安心して忘れるためだし、タスクの進め方や期日を付箋に残しておくのは、その分の脳メモリを軽くして、思考に集中するためである。

 

納期を守るため、人に振ることも積極的に活用し、その場合は優先してそちらの依頼から着手する。並列で人を動かすためだ。あとは飛び込み仕事を想定して、前に前に先の準備を済ませておく。すぐ終わる仕事はすぐ済ます。変に抱えるとそれこそメモリの無駄遣いだからだ。

 

これらはすべて、普段の仕事において自然と実践できていることだった。そういう意味では、スキルが既に定着化し、もはや習慣とまでなっているのだろう。

 

ただこれを意識的に行えば、もっと段取りが上手くなるかもしれない。そういう意味では、やはり一度体系的に学んでみたことも、無意味ではなかったなと思った。

 

あと、研修の最後で講師が言った「幸せを感じていると脳の効率性が上がる」という話は印象に残った。だから日常において小さな幸せを感じることで、仕事の効率も上がりますよ、と言われたのだ。

 

これもこの日記を書くことで日々実践していることではないか。やはり順調に仕事をこなせているのと、家庭において日々幸せを感じているのは無関係ではなかった。

 

家族のおかげで、楽しい趣味たちのおかげで、私は日々会社で活き活きと働けているのであろう。そのことを再確認できただけでも、参加して意味のある研修だった。