いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

立つ鳥

昨日は現職場での最後の日だった。

 

デスクの荷物やロッカーを整理し、組織内にお礼のメールを送ってからは、各フロアを周り、お世話になった先輩や後輩に個別で挨拶をしに行った。

 

今の職場にいたのは2年と少しだったが、ポジション上たくさんの人と仕事ができたので、そのぶん関係性が築けて有り難かった。ひとりひとりと喋りながら、彼らと仲良くなれたことを嬉しく思った。

 

仕事が終わると、スーパーでお酒と惣菜を買い、家に帰った。リモートでの送別会が開かれたのだ。全員がログインすると、楽しい会話がはじまった。仕事のこと、異動先のこと、など真面目な会話もありつつも、猥雑な話も適宜織り交ぜ、終始飲み会は盛り上がった。

 

無料版のタイム制限で、リモート会議は何度も落とされたが、何度でもログインし、飲み会は継続された。

 

飲み会が終了したのは11時45分だった。

 

不満がないわけではなかったが、終わってみれば実に楽しい職場だった。仕事においても、開発したシステムやワーキング、新しいロケなど、自分が立ち上げたものを形として残せたので、今までにない達成感があった。

 

成長を与えてくれた現職に感謝をしつつ、次の職場でもめいいっぱい活躍したい。それが恩返しになるはずだ。