いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

気抜け

昨日の夕方から“気抜け”になっている。

 

というのも、コロナ状況を鑑み会社の人事異動が1ヶ月先に伸びたことを聞かされたからだ。7月頭から新しい部署に行く予定が、8月頭まで延期されたのである。

 

新しい職場はどこであれ、立ち上がりまでは苦労が予想される。しかも次に私が行くと耳打ちされた部署は、激務で有名なところだった。そのため、気合いをいれて臨まねば、と武者震いをしかけていたところであった。

 

それが延期となり、ぽんっと1ヶ月の猶予が渡された。私はそれを聞き、一気に気が抜けた。残念に思う気持ちも多少あったが、ほっとした気持ちの方が大きかった。

 

テレワーク主体の現在の状況で異動した場合、新しい職場ではどのように人間関係を築けばいいのだろう。そんな不安が、とりあえずは先送りになったわけだ。8月にもなれば、また状況は変わっているかもしれない。

 

ということで、勝手知ったる現職場で快適なテレワーク中心の業務が続けられることとなった。少しずつ身構えを始めていた反動で、正直、拍子抜けをしてしまった。

 

ただ、異動が8月となったことで、今度は妻の出産のことが気になりだした。新しい職場に着任した早々に、纏まった休みをとる必要が出てくるからだ。思い遣りのある上司に恵まれればいいけど。結局、心配は尽きない。