いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

逃げちゃダメだ

アニメの真似ではないがふと呟く言葉がある。

 

『逃げちゃダメだ』

 

私は基本的に弱虫なので、本当にそのように呟く。やらなくてはいけないこと、面倒なこと、嫌なこと。そんなことに直面した場面でだ。

 

当然、逃げてもいい場面もある。例えば野外で酔っ払いにケンカをふっかけられたりしたら、相手をせずにそそくさと逃げればよいと思う。そんなところで張り合ってもしかたがない。

 

ここで言うのは、仕事等での場面においてだ。そんなときは、逃げるよりもむしろ攻めるつもりで向かって行った方が上手くいくことが多い。私が入社以来学んだことのひとつである。

 

昨日もその経験則に基づき攻める仕事をした。連休中うんうんと悩んでいたことを、上司らに正面からぶつけてみたのだ。すると、話し終わるころには、頭を覆っていた霞が晴れていた。

 

連休中、ひとりでやれる限りの勉強をして行ったのもよかったと思う。先週の状況だったらここまでの話はできなかった。またこれ以上やりようはない、という状況まで持っていったからこそ、自分も腹を決めて話せたように思う。

 

今回においても、逃げずに攻めてよかった。会社に向かうまではドキドキとしていたが、昨夜家に帰ったときには晴れやかな気持ちであった。まだ完全というわけではないが、おぼろげながらもゴールまでの道筋が見えてきた。

 

おかげで今週末、気持ちよく妻たちを迎えに行けそうである。もちろんそのためにも、残りの二日間も引き続き全力を尽くす。立ち向かえ。