いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ふにー

午前から昼過ぎにかけて、息子はよく寝る。

 

それなら夜中にこそぐっすりと寝ておくれよ、とも思うのだけど、この時間帯の方が騒がしい娘も幼稚園に行っていて眠りやすいのだろう。

 

在宅勤務中ふと彼を見ると、せんべい座布団やバウンサーの上で気持ちよさそうに眠っている。その表情は「ふにー」といった感じだ。

 

至福極まるとはこのような表情を言うのだろうな、と彼のことを眺めながらに思った。短い手をバンザイさせぐぅぐぅと寝ているその様を、キーホルダーにして持ち歩きたいくらいだ。

 

よく乳を飲み、よく寝ているからだろう。彼のほっぺたはぷくぷくと膨らんでいっている。それがまた健康的でとても愛らしいのであった。

 

このまま元気な男の子として育っておくれ。