いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

エセ関西人親子

お笑い好きの私はよくエセ関西弁を使う。

 

「なんでやねん」とか「◯◯かーい」とか。娘はそんな私の関西ノリが大好きなようで、よく笑ってくれる。そして最近では娘自身も、そのようなノリを使うようになってきたのである。

 

トイレに行くと言って、トイレを通り過ぎた上で自らで「とおりすぎるんかーい」とかをやっている。また、まだ喋れもしない弟に対し「まだねないんかーい」とかもやりだす始末である。

 

なかにはおかしな使い方のものもあって、文脈無視でなんにでも「かーい」を付け、ツッコミ風に味付けをして楽しんでいる様子だ。

 

とても可愛いらしいのだけど、女の子だし将来が少し心配だ。私の悪い影響がでてしまったことに、妻も私を睨みつけながら、呆れている。

 

まあでも娘はこのまま関西の学校に通うことになるのだろうし、そこまで問題ではないのかもしれない。そのうち本当の関西人と遊ぶようになり、エセが取れ本当の関西人になるのかも。

 

少なくとも娘は、愉快なノリを楽しむ生まれながらの素養はあるようだ。今後も天真爛漫な娘の成長をひとまずこのまま見守っていきたい。