いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

スイミングスクール初日

今日は午後から時間休を取った。

 

娘が今日からスイミングスクールに通うからだ。少し前に一日体験に行き、今日から正式な会員となった。仕事も区切りのよいところだったので、私も気持ちよく見学に行けた。

 

コロナ対策として、保護者の見学は初回のみ、10分程度だと言われた。先に行っていた妻と合流し、さっそく観覧席へと向かった。

 

小さな娘を探すのに少し手間取ったが、見つけてからは、限られた時間で目に焼き付けるよう彼女の一挙手一投足を集中して見つめていた。

 

スクールは幾つかのクラスに分けられプールに散らばっていた。娘は当然最初のクラスからのスタートだ。水中の輪っかを潜るレッスンを受けていた。娘は水に潜るのがまだ怖いようで、順番になると弱気な顔を先生に向けていた。

 

その後は浮きを背中に付けて、プールの縁を持ってのカニ歩きレッスン。水中を進むのはさぞかし大変だろう。それでも娘は頑張って、他の生徒と一緒に最後まで歩き切っていた。

 

私達のことを娘に気づいて欲しかったが、結局最後まで気付いてもらえなかった。それだけ目の前のレッスンに集中していたのだろう。新しいことに挑戦する娘の姿はとても眩しかった。これからも楽しく通って欲しいものである。