『日本一やさしくて使える会計の本』を読了。
上司からお借りして読んだ本だ。現在私は会計に関わる仕事をしているため、最低限の知識を知っておくのに丁度よいとお薦めされた。
主に通勤電車の中で読んだが、タイトルのとおり優しい内容で、さくさくと読み進めることができた。物語+解説で会計に関する最低限の内容を楽しく学べる。実際の業務において知識を活かせる場面も想像がしやすく、もっと深く学ぶ上でのモチベーションも抱くことができた。
管理会計、財務会計、税務会計の違い。営業利益や経営利益は何が違うのか。会社の決算を見る上ではどのような着目をすればよいのか。利益がありながら倒産するとはどういうことなのか。キャッシュフローの重要性は、などなど。
基本中の基本というような知識が、復習もかねて新鮮な気持ちで学びなおせた。こういう小難しいテーマでもわかりやすく説明できる人は、さぞかし頭が良いのであろう。筆者は久保憂希也さん。父親の自殺が経営コンサルになる動機となったこと等があとがきで語られており、とても胸が熱くなった。
また読み直したくなったら自分で買うことにしよう。たまには実用書を読むのも楽しいな。