いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

はじめてのイチゴ狩り

悔しいが車の機動力は認めざるを得ない。

 

気持ちの良い快晴。今日はレンタカーでお出かけをしてきた。まずはイチゴ狩り。駅から離れただだっ広い盆地に目的地はあった。こんなところには車がなければなかなか行けない。

 

娘はイチゴ狩りが初めてだった。それでも要領を覚えると、手際よくイチゴを摘んでいた。くるりと上下をひっくり返した状態で下に軽く引っ張るのだ。私も初めて摘み方を知った。

 

赤い宝石のような摘みたてのイチゴたちは、ビニールハウス横のテーブルですぐに食べた。3種の品種を食べ比べ、その味の違いを楽しんだ。確かに酸味と甘さのバランス、果肉の食感など、それぞれ個性があるものだ。どれも摘みたて新鮮ということもありとても美味しかった。

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その後は隣接のミニ牧場で動物たちと触れ合ったのち、カフェで美味しいランチを食べた。さらには同じエリアにあるガーデンセンター内も散策し、妻とひとつずつお気に入り観葉植物を購入した。かなり吟味して選んだので既に愛着が湧いている。車があるからこその買い物だ。

 

妻がガーデニング用の花を選んでいる間は、娘を連れてセンター内の公園や、ヤギやウサギの餌やりに行った。娘は甲斐甲斐しくウサギたちを追いかけ餌をあげようとしていた。ただ最後は腹ペコヤギに一瞬で葉っぱを食べ尽くされた。

 

本当に天気が良く、一日中上着なしのシャツのみで過ごした。人はそこそこに多かったが、とにかく見晴らしの良い空間で、息苦しさは感じなかった。大満足のうちにその地を後にした。

 

ふたたび車に乗ると広々としたキューズモールに行き、そこで買い物と夕食をすませた。偶然、家族ぐるみで付き合いのある娘の友達家族と遭遇し、愉快な夕食となった。満腹の中、車に乗って帰る。電車とは違い家にまで直接帰れるのが車の良さだ。運転してくれた妻に感謝。