いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

お手紙の送りあいっこ

娘が幼稚園のお友達にお手紙を書いている。

 

あるときから彼女らの間でブームになっているようだ。私はそんなことをして遊んだ記憶はない。女の子は小さな頃から男とは違うようだ。

 

最初は絵を描いて送りあっていただけだが、折り紙で封筒をつくったり、シールを貼ってデコレーションしたりと、どんどんと凝ってきた。

 

さらにはお手紙の文面も自分で書くようになり、そのおかげで平仮名がどんどんと上達している。今日も食卓で娘が書いていたのだが、お友達の名前と「だいすきだよ」を何も見ずにすらすらと書いており、とても驚かされた。

 

文字の形は不恰好だが、読解はできるレベルにある。小文字や濁点までをも使いこなしており、いつのまにここまで、と感心させられた。きっと妻が根気強く教えてくれたのだろう。

 

また「つぎは◯◯ちゃんに書かなきゃ」と、せわしなくお手紙を書いている様子も微笑ましく思う。幼稚園でそんなにも友達ができたんだなあと、感慨にふけってしまうのであった。

 

それにしても女の子らしい、実に可愛らしい文化である。これからもお友達と楽しみながら、どんどんと成長していって欲しいなと思う。