いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

手づくり絵本

今日は娘と手づくり絵本で遊んだ。

 

私も子供の頃によくつくっていた。それがきっかけで、漫画家にも憧れていた時期もあったっけ。先日、漫画『よつばと!』の最新刊を読みその遊びを思い出し、娘ともつくってみることにした。

 

画用紙を折ってつくる8ページ構成のミニ絵本。私がつくって見せると、娘は「わたしにもおしえて!」と目を輝かせ、自分の分は自分で作成した。さっそくできた真っ白な絵本に物語を描いていく。

 

私は赤ちゃんの息子を主人公にした冒険記を描いた。ママがいなくなり、探しに行くという物語だ。

 

文章はすぐに書けるが、それに合わせた絵を描くのが案外難しかった。当然ながら構図やら背景やら、物語に沿った内容を書かなければならない。イラストなら描きなれた角度からだけ対象を描けばいいのだが、物語ではそういうわけにもいかない。

 

アメトーークの『絵心ない芸人』を見て笑っていたのだが、与えられたテーマや構図で、さあ描けと言われることは、なかなか大変なのだなと実感した。

 

それでも私の絵本は完成した。娘に読んで聞かせ、絵本づくりの見本を見せた。なるほど、と理解した娘は、さっさく自分でも描き始めた。

 

覚えたてでまだ字を小さく書けない娘の絵本は、ページの半分以上が字で覆われ、さらには見開きを一気使いする豪快な構成だったが、それでも最後まで自分で書き上げ、可愛らしい結末へと導いていた。

 

完成品は、体調を崩して寝室でひとり休むママの元へと届けた。休む合間に読んでくれたようだ。夕食のときに面白かったよと言ってくれた。

 

娘は現在新作に取り掛かっている。今度はプリキュアも登場するようだ。出来上がりが楽しみである。