いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ベランダで夜食

昨夜はベランダの芝の上で食事をした。

 

ポーチライトをつけ、夜風にあたり食べる夜食は格別に美味しかった。気候が暖かくなったおかげで、整備したベランダの出番がまた増えることだろう。

 

ベランダからは斜向かいのマンションの桜の木が見えるだけだったが、これも花見だと言えばそうだろう。皆がこのように自宅のベランダから花見をすれば、安全に季節感を味わえていいのになと思った。

 

私も久しぶりに一本だけお酒を飲んだ。やはり夜風を浴びながら飲むお酒は美味しい。コンビニで買った缶詰らを肴に、家族四人と愉快に味わった。

 

近所迷惑にならない程度にかすかなBGMも流し、たまに夜空を見上げた。広いベランダを持った喜びを再確認し、一緒に楽しめる家族の存在に感謝した。

 

外出をした帰りだったので皆相応に疲れていただろうが、足を放り出して座る各々の表情を見ると、皆穏やかにリラックスした笑顔を浮かべていた。

 

天気が良い週末にはまたやろう。暑くて部屋に逃げ込む季節が来るまでには、まだしばらく時間があるはずだ。ベランダグッズももっと充実させねば。