いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ゴールデンな前夜

ついに辿り着いた。

 

正月休みの終わりから歩みを始めた私たちの長い旅路。次の目的地として目指していたオアシスが、そう、ゴールデンウィークだ。

 

夢にまで見た景色が今眼前に広がっている。思っていたよりも広大だ。今年は11連休となった。緊急事態宣言下であるので大したことはできないだろうが、それでも、仕事から離れられ、家族と一緒に過ごせるだけで充分に喜びを感じられる。

 

大型連休に入る際の常だが、まだよく実感が持てていない。きっと明日の朝、目覚ましなしで目覚めた際に、改めてその喜びを噛み締めるのだろう。

 

そしてこれも毎度お馴染みのことだが、この連休をできる限り有意義に過ごそうと意気込んでいる。本もたくさん読みたいし、映画もドラマも楽しみたい。肉体改造にも取り組みたいし、もちろん家族とも思い出を作りたい。期待に胸は高まるばかりだ。

 

あいにく天気の悪い日も多いようだが、それでも私の心は晴れ渡っているのだろう。ゴールデンウィークに入る前日の夜。もしかしたら今が一番のピークかもしれないことに薄々気がつきながらも、それでも心を躍らせざるを得ないのだった。踊らにゃ損。