いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

はじめての映画館

今日は娘の映画館デビューだった。

 

観たのは昨日から公開が開始された『映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』。娘はこの公開を長らく楽しみにしていた。

f:id:pto6:20211024232247p:image

子供たちが産まれ、コロナがありと、私と妻も映画館を訪れるのは何年ぶりかであった。久々に足を踏み入れたそのエリアは、無機質な香りとポップコーンの匂いが混ざり合う、懐かしの空間であった。

 

1歳の息子は連れてはいけないので、今回は妻と娘で入館した。私は息子を抱っこして、スクリーンへと向かう娘の後ろ姿を見送った。

 

はじめての大画面、迫力満点の音響、娘はどんなふうに感じるだろうか。最後まで大人しくできるかな。途中で寝たりはしないだろうか。上映が終わるまでの80分間、別フロアで待ちながら色々な想像を巡らせた。

 

劇場から出てきた娘は上機嫌だった。妻の話では最後まで映画を観られたようで、映画館の醍醐味でもあるポップコーンもがぶがぶ食べていたという。

 

はじめ大音量には驚いていたらしいが、途中からは妻の膝の上に座り、最後まで真剣に画面を見つめていたようだ。終わったあとには「もう一度観たい」とすぐに言ったらしく、入場特典のグッズも私に嬉しそうに見せてくれた。

 

少し心配もしていたがすべては杞憂だったようだ。娘の映画館デビューは大成功のうちに終わった。妻も久しぶりの映画館に興奮をしており、また観にきたいと嬉しそうにつぶやいていた。

 

私も今回は外から雰囲気を味わっただけだったが、いつか入館して鑑賞もしてみたい。これから徐々にでも、もとの生活に戻っていければいいのだけど。