いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

スキル研修初日

コンサルファームでのスキル研修が始まった。

 

三日連続でみっちりとカリキュラムが組まれている。中途入社者向けのコースで、新入生達がニヶ月かけて教わることを三日(と後日の宿題)で教えられる。

 

初日の今日は、パワポ作成、エクセル作成、資料構成が題材であった。レッスンは無く、いきなりテスト。そのあとで解答を見ながら自身の不足しているスキルを明確にしていく。

 

コンサルといえばパワポやエクセル作業がものすごく早いというイメージだ。ゆえに入社までに予習はしてきた。それに前職でも、毎日のように使っていた。

 

しかし、とにかく求められるスピードに圧倒された。それと資料の綺麗さと正確性にも。いままでのやり方だと全然時間に間に合わないしクオリティが低い。あらゆる機能を把握した上で、ショートカットキーでそららを瞬時に呼び出すことが必須なのである。

 

またエクセルでも関数の使い方や、テクニカルな時短技に、目から鱗の連続であった。こんなふうにパワポやエクセルを使いこなせれば、どの会社に行っても一定に重宝されそうだなと思えた。

 

こればかりは書籍で学ぶより実践あるのみである。二週間後に同じテストに再び挑むことになっているので、それまではひたすら研鑽を積むことにしたい。

 

ただ、これはやったぶんだけ確実に身につくスキルなのでやり甲斐はある。それにファームで代々使われてきたその教材がとにかく素晴らしく、やる気が掻き立てられた。内容がとても実践的であり、かつ必要なスキル修得が網羅できる構成となっているのだ。

 

この研修教材を販売したら全ビジネスパーソンのスキルが底上げされそうである。ふと、前の会社のような事業会社でも、新人研修に取り入れればいいのになと、本気で思った。

 

夕方は資料構成に関するテストであった。これも実践的なお題が出され、それを表現するに相応しい資料構成を一分以内に紙に書くというテストであった。間髪入れず二十題ほどが一分間隔で画面に表示される。

 

ただこのテストについては、いくばくかの自信を得ることができた。解答を確認するとほとんどが、私が走り書きした構成と同じだったのである。

 

入社前の予習で、作業のトレーニングはしてこなかったものの、資料構成についての学習はひととおり済ませていたので、頭の方の俎上は少しは作られているようだ。学習の成果を感じて嬉しくなった。

 

さて、そんな濃厚な研修もまだ初日。明日からも実践的なスキル修得に向けたカリキュラムが組まれている。どうやら明日以降はグループワークもあるようだ。気合を入れてたくさん学ぼうと思う。

 

ちなみに、研修後は同じ職場に配属されたふたりの同期とZOOMでおしゃべりをした。中途の同期は珍しいので是非とも友好な関係を継続したい。どちらも優秀そうなので、刺激をもらいながらできたらと思う。