いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

チルドレン

GWの最終日だというのに、朝から調子が悪かった。

 

昨日、太陽の下に長く居た疲れが出たのか、朝起き上がったときから、頭がグワングワンとしたのだ。

 

また精神的ストレスの影響もあったかもしれない。昨日公園で娘が仲の良いクラスメイトと遊ぶのに付き合っていたのだが、性格や態度があまりに豹変し、そのことに少なからずショックを受けていたのだった。

 

思わずむかし小説で読んだセリフが頭に浮かんできた。「英語では子供の複数形はchildsじゃなくてchildren、複数になると子供はまったくの別モノに変わるんだ」。たしかこんな感じだったかとおもう。

 

昨日はそのことを強く実感させられていた。きっと一緒に遊んだお友達も、ひとりのときはそこそこお利口であるに違いない。しかし、ひとたび子供同士がまじわると、大人たちの手に負えないほどに、はしゃぎだし、ワガママになり、横柄な態度を取り始める。

 

ふたりでこうだとしたら、幼稚園や小学校の中はどれほどなのであろうか。想像するだけで恐ろしくなった。ただ年中の頃はこれほどではなかったので、これもひとつ成長の過程にあるのかもしれない。

 

またお友達との相性というのもあるのだろう。昨日の組み合わせは、お互いがお互いのテンションを増幅し合う、掛け算のような関係性であった。本人たちは相性がいいと思っているのかもしれないが、はたから見れば、思いっきり好ましくない組み合わせに思えた。

 

ただもちろん、子供たちの交友関係にまで口を出すことはできないし、そんな権利もないだろう。お互いにプラスの影響を与えないだろうとは思いつつも、楽しそうなふたりに水を差すことはできないのであった。

 

明日から幼稚園も再開する。娘は楽しく通っているので、それだけで喜ばしいことではあるのだが、昨日の娘の姿がよみがえると思わずため息が漏れてしまう。

 

そんなこんなで、なんとも後味の悪いGWの終わり方であった。もちろん仕事も明日から再開する。気持ちを切り替えて臨まねば。悶々とするのは今夜までだ。