いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

モチベーションが天から地

わずか数時間の間に急転落を味わった。

 

まずは天。今日はプロジェクトメンバーとの親睦を深めるためのランチ会があった。久しぶりに出社してビル近くの店でランチを食べる。

 

わざわざそのためだけに出社するのは正直面倒であったが、会自体はとても楽しく、上司二人ともフランクに話せて有意義な時間であった。

 

またその中で、上司のひとりにアドバイスを請うと、私と同僚ふたりに向かって、これまで見ていて優秀だなと感じているのでこの調子で頑張って欲しいとと言葉をくれた。

 

私は今回が初プロジェクトなこともあり、今のようなやりかたやアウトプットで大丈夫なのだろうかと、漠然とした不安感を抱えていた。直属の上司は性格的に褒めも怒りもしない方なので、なかなか手応えというものを感じられずにいたのだ。

 

それがもう一方のマネージャーの方からポジティブな評価をいただけ、とても嬉しく、またやる気も漲った。そうか、今のままでちゃんとやれてるんだ、大変だけどこんな調子で今後も食らいついていけばいいんだ、そう思えるだけで、たいへん有り難い安堵を与えてくれた。

 

と、ここまでで最大までモチベーションが上がっていたのだが、ランチ後にあったクライアントとの定例会で、モチベーションが最下層まで落ちてしまう。

 

内容ではなく、またリモート会議にうまく入れないというトラブルに見舞われたのだ。前回に続き2回目。同じことは繰り返すまいと、今日は朝から何度もテストを繰り返し、万全の準備をしていたはずだった。

 

しかしながら時間になっても会議に入らず、色々と手間を取らせた後、結局私だけが遅れて参加する恥ずべき事態となった。

 

出鼻を挫かれたので、説明や議論にも多少なりとも尾を引いており、全体の出来としてもイマイチな手応えであった。

 

定例会後もモチベーションはなかなか戻らなかった。リモート会議に入らないトラブルも同僚に話を聞いて比較してみたが、やはり同じことをやっているのに私だけが入れなかったことがわかり、原因不明のため次回に向けても不安が残る形となった。

 

めちゃくちゃ頑張って準備した定例会が、本質ではないところで足を引っ張られる事態となり、とてもやらせない気持ちになった。また本質の方もどんどんと追加要望が積み重なってきており、スケジュールも破綻寸前に追い込まれ、絶望感に苛まれていた。

 

きっとトラブルがなければこんなにも落ち込んではいないはずだ。本日の方もリカバリが不可能なわけではない。そんなふうに頭ではわかっているのだけど、様々なことが重なったことで、投げやりになる気持ちを拭えなかった。

 

これを書いている現時点でもそうである。今夜ぐっすりと寝て、明日に引きずらないことを祈るばかりだ。