いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

久しぶりにバス停まで見送り

朝起きると、娘がバス停まで来て欲しいと言った。

 

そういえば昨夜は妻からも似たようなことを言われた。そろそろ卒園だから、バス停への見送りやお迎えも、やり納めになるよ、と。

 

どうやら他のお友達たちは、週に何度かはパパがお見送りに来ているらしい。それを見て娘は羨ましがっているそうなのだ。

 

そういえばコンサルに転職して以降、バス停に行ったのは数えるほどである。基本は在宅勤務で、裁量労働制なので、業務開始時間も好きにすることができるというのに。

 

そんなわけで、今日は比較的余裕のある日だったこともあり、朝の見送りは私が担当することにした。嬉しそうにする娘と手を繋いで、マンションからの道を歩いた。

 

バス停が近づくと、娘を抱っこして運んであげた。娘ははしゃいでいた。同じバス停のお友達に自慢しちゃおう、と楽しそうに笑っていた。

 

ただ我々が早く家を出たものだから、バス停への到着は一番乗りだった。他のメンバーが来るまで、金網に寄りかかってお喋りをする。

 

お友達が到着すると、私も顔馴染みの女の子だったので、すぐに遊びに誘われた。バスを待つまでの間、駐車場でかくれんぼをするようだ。

 

私も一緒になって車の影に隠れる。なんだか鬼ごっこのようなかくれんぼだったが、子供達はみんな楽しそうだったので微笑ましかった。

 

そうこうしているうちに、あっという間にバスが来て、娘たちは幼稚園へと行ってしまった。娘は窓越しに大きく手を振っていて、全身で喜びを表す彼女に有り難みを感じた。

 

帰りのお迎えも私が行こうかと思ったが、妻に制されたので大人しくしていた。帰ってきたら娘から幼稚園の話でも聞こうと思っていたが、残念なことに帰り道で妻から叱られたようだ。

 

結局その後も悪さを繰り返し、夜寝るまで色々と叱られっぱなしだった。反省して行動を改められないところが娘の至らない点だ。朝の余韻には浸れなかった。