いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

息子初めてのバス通園

今日から息子のプレ幼稚園も再開した。

 

しかも夏休み後からは、それまで週3回から週5回に変更する。さらには通園についても、3歳になったので今日から送迎バスを利用する。

 

そのように、幼稚園自体が久しぶりだというのに、変更要素があって私と妻は昨夜から少々心配していた。息子は朝から泣きじゃくり、バスにも乗ってくれないのではないかと。

 

早朝、無事に息子の登園の準備ができた。昨夜、日中に昼寝をさせずに早めに寝かしつけた甲斐があった。久しぶりの早起きに幼稚園の服、どこかしら不安そうな表情を浮かべていたが、私とハイタッチをして息子は行ってきますと出て行った。

 

バス停までの見送りから妻が帰ってくると、息子の様子を聞いてみた。なんとかバスに乗って幼稚園に行ってくれたということだった。

 

乗り込む時は普通に乗り込んだらしい。後からママも乗ってくると思ったのだろう。その後、バスのドアが閉まると不安が顔いっぱいに広がり、今にも泣き出しそうな顔が窓越しから見えた後に、バスが出発したようだ。

 

まあ、でもバスへの搭乗を拒否するという最悪の事態は避けられたので、良い結果の内だろうと、妻とは受け止めた。

 

昼過ぎになり、妻がバス停はと迎えに行き、息子が笑顔が帰ってきた。しっかりとバスに乗って泣かずに帰って来れたようだ。

 

その後、幼稚園の先生から報告の連絡をもらったのだが、今朝幼稚園についたときは泣いておらず、幼稚園においても、帰るときになっても、不安げな表情は浮かべたものの、泣くことはなかったという。

 

そんなわけで、妻と一緒になって息子をたくさん褒めてあげた。すると本人も誇らしく思えてきたようで、バスにひとりでのった、と嬉しそうに語ってくれた。

 

ご褒美に、3歳から解禁したチョコをふたつ渡した。彼は嬉々として一気にふたつを口に含み、あっという間に食べてしまったのだった。頼もしくなってきた。