いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

妻とふたりでランチ

何年ぶりだろうか。

 

妻とふたりだけでランチに出かけた。娘は小学校、息子はプレ幼稚園に行っている。私の仕事も比較的余裕があったので、お気に入りのシチリア料理店を予約して訪れた。

 

店に向かう道中、食事中と、妻とふたりで色々な話をした。子供を連れずにふたりだけでの外食だなんて、本当にいつ以来だろうか。彼女らには悪いが、とても穏やかで有意義な時間が過ごせた。

 

久々に訪れたその店のコース料理はやはりどれも美味しくて、中でもメインのパスタは抜群だった。ふたりで計三種類のパスタをシェアし、一口食べるたびに交互に唸っていた。

 

デザートと食後のコーヒーをゆっくり飲んだ後は、店の外があまりに良い天気だったこともあり、近くの緑地公園をぐるりと周りながら遠回りで家へと帰ることにした。

 

園内は芝刈りを施したばかりだったようで、陽の光をたくさん浴びただろう芝生の、芳しい香りが心地よく鼻腔をくすぐった。帰り道も会話を交わしながら並んで自転車を走らせる。このあと仕事を再開する気はどんどんと遠のいていった。

 

それでも午後からひとつ打ち合わせがあったので、なんとか気持ちを立て直して、それを無難にこなした。ささやかなフィードバックを資料へと反映し、いくつかの日程調整を済ませ、定時くらいに端末を閉じた。

 

とても穏やかな一日だった。今後もこんな機会はあると思うので、たまには夫婦ふたりの時間を過ごそう。