いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ニフレルと初めての切符

家族で室内動物園ニフレルに行った。

 

息子ははしゃいで走り回り、娘は私の手を引いて、ひとつひとつの動物を可愛らしく観察していた。

 

私も、魚や動物たちは好きなので!眺めていて飽きなかった。中でも、温室エリアで、身動きひとつとらない、カピバラの生き様には、心惹かれてしまった。こんなふうに自分を突き通して生きれたら、どんなに良いだろうか。

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あいにくの雨だったので、本日の移動は久々に電車だった。娘はこの春で小学生になったので、切符を買って電車に乗った。新幹線の時もそうではあったが、切符売り場で買って、改札を通らせたのは今回で初めてだった。

 

彼女は緊張の面持ちで改札を通り、乗車中はポシェットのチャック付きのポケットに切符を大事にしまっていた。改札を出る時には切符が返ってこないことに一瞬焦りを見せながらも、なんとか一連の所作をやり通せたことに、安堵の表情を滲ませていた。

 

何事も経験、誰にだってはじめの一歩があるのだ。それにしても、娘ももう移動するだけで料金を取られる年になったのだな。彼女の成長に感慨深さを感じた。