いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

はじめての京都市水族館

友人が遊びに来る予定が、急遽中止になった。

 

子供が熱が出たようだ。朝からやりかけていた掃除を途中で放り出す。残念だが仕方ない。早起きした妻とふたりで、ぽっかりと空いた今日の予定の作戦会議をする。

 

色々と案が出たが、行ったことのない京都市水族館に行ってみることにした。妻の手作りサンドウィッチを美味しく頂いた後、準備を整え京都へと向かった。

 

京都駅で一度下車して、駅中の京都料理のお店で昼食をとり、そのあとで抹茶カフェで甘味を食した。どちらもとても美味しく、子供達はもちろん、妻がひときわ大きな反応を示し、感動を口にしていた。

 

そして駅から歩いて水族館へ。綺麗な公園(梅小路公園というらしい)に隣接されており、モダンで清潔感あふれる水族館であった。

 

オオサンショウウオが目玉とされている。なんだか地味だなと思っていたのだが、実際に現物を見てみると、なるほど、とても興味を惹かれた。太古の昔から生息している生き物らしく、たしかに皮膚感がなんだか恐竜じみている。見れば見るほどに興味を惹かれ、なかなか飽きがこなかった。

 

ほかにも、アシカやアザラシ、エイやクラゲと、見応えのある水の生き物たちの観察を楽しんだ。イルカショーは時間的に見られなかったが、泳いでいる姿は見ることができた。

 

限定商品のすみっコぐらしコラボグッズのガチャガチャを数回引いた後には、子供らのお気に入りだった、アシカとアザラシのエリアをもう一度見に行った。

 

彼らはなかなかのサービス精神を見せてくれ、水中での華麗な泳ぎは、私も思わず見惚れてしまうほどだった。テーブルベンチでオヤツを食べながら、ゆったりと愛らしい彼らの姿を眺めていた。

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夕食は予約をとり、近くのイタリアンへ。そこでも出された料理やドリンクがどれも美味しく、少しお疲れ気味だった妻の疲れも一気に吹っ飛んだ。その前に少し公園で遊ばせていた子供らもたくさん食べてくれ、満腹になったふたりは帰りの電車で熟睡していた。

 

急遽のスケジュールだったが、とても楽しく美味しい一日だった。とくに妻が幸せそうで私も嬉しかった。