いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

土曜日の授業参観

娘の小学校の授業参観があった。

 

息子も含め3人で参観に行った。初めて見る娘の小学校での様子。前回の機会は、娘が直前に発熱して参加がかなわなかった。ゆえに今回の機会をとても楽しみにしていた。

 

教室に着き、授業を受ける娘の様子に感動した。

 

・・・なんてことは、全くなかった。娘の着席の姿勢の悪さが気になるし、注意散漫で、先生の話もあまり聞いていないようだ。また、娘だけでなく教室に全体がそんな感じだったので、小学一年生はそのようなレベル感なのだろう。

 

さぞかし先生も大変だろうと同情した。強化は算数で、何と何を足せば10になるかと、かなり基礎的な内容だったが、ゆえに子供らに合わせて教えるのも難しそうで、先生という職業の難しさを改めて感じさせられた。

 

授業を聞いていても、なかなかスムーズな展開にはなっていないようだった。子供らの発言を起点に授業を進行していくのはやはり至難の業だ。

 

教師経験のある妻に後から聞いた話では、娘の担任の先生はあれでも上手に授業ができている部類だそうである。そうだとすると、他の教室も覗けばよかったと思った。なんにせよ、先生たちには頭の下がる思いがした。

 

その他でいえば、教室に標準装備されている電子黒板がなかなか使い勝手が良さそうで、思いの外活躍していたことを知れたのは良い収穫だった。教育のデジタル化は進みが遅いと聞いていたのだが、最低限のことは浸透しているようで、その点は少し安心した。

 

途中から息子が参観に飽きてぐずり始めたので、しばし妻を残し教室を離れた。久しぶりに校舎の中を少し歩いたが、なかなか新鮮な気持ちであった。

 

娘はもう少し先生の話を聞くべきだとは思うが、今の所元気に毎日通えているし、お友達ともうまくやれているようなので、及第点と言えるだろう。別に成績優秀な優等生になってほしいわけではないのだから、彼女らしく成長してくれれば喜ばしい。

 

授業参観の後は、皆でお出かけをして、美味しい夕食まで食べてきた。天気にも恵まれ、よい一日だった。