いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

上司が休暇中の仕事

とりあえず机に座れる程には回復した。

 

まだ体内にウイルスが残っている感覚があり、下痢は出ないがお腹には嫌な違和感が膜を張っている。

 

とはいうものの、昨日も最低限の仕事だけを一時間こなし、後はとにかく寝たきりだったので、今日は仕事を進めなければならなかった。そんなにタスクはないものの、すべて明日に丸投げするのは不安があった。

 

朝から椅子に座り、重要事項から先にこなしていった。しばらくするとやはり気持ち悪くなり、何度もベッドに戻り横になった。横になるとすぐに楽になり、どうして体の向きだけで改善されるのか、そのメカニズムが理解できなかった。

 

そんな感じで、騙し騙し机に向かい、少しずつ仕事を進めていった。本日目標としていた最低限のところまでをなんとか終わらせ、定時過ぎに端末を閉じた。

 

とはいうものの、間では何度も長めの休憩を取ったので、稼働時間といえばたいした長さではない。しかし今日やっただけ明日の仕事が楽になるので、気持ちよく週末に入れるよう、明日も頑張りたいと思う。

 

ただ体調のことを別にすれば、今日はいたって平和であった。それもそのはず、上司が昨日から連休をとっており、そこからの連絡がなかったからだ。

 

当然ながら上司がいないのでミーティングも入れておらず、ゆえに一日中、自分のペースで仕事を進めることができた。というか、昨日はそのおかげで、一日寝て過ごすということができていたのである。

 

上司は明日も休みをとっているので、明日もこのような穏やかな一日になるだろう。予想はしていたが、私にとっても休暇ほどとは言わないが、ボーナスタイムのようである。忙しいからたまにしか無理だろうが、上司にはいっぱい休んで欲しいなと思ったのだった。