いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

この緩さに慣れちゃまずい

コンサルを経験した後に事業会社に戻る。

 

おそらくはあるあるの路線だろう。今私は、客先常駐案件に入ることで、それを疑似体験している。

 

内部調整にとにかく時間がかかり、管理者以上は終始会議に追われている。本質的な仕事以外にも職場の活性化施策だったり、若手の育成面談だったり、本当に時間が足りないようだ。

 

そんな中に久しぶりに入ると、懐かしいなと思うと同時に、改めて色々と改善の余地があるように感じてしまう。ただそれが当たり前になっているから、誰もその問題に手をつけないのかもしれない。

 

そのような忙しない日々を過ごされているから、当然ながら手を動かしたり、深く考えたりする時間が足りず、施策や取り組みはなかなか進まない。

 

ゆえに私のような何かの業務に特化した人間がそこに入ると、めちゃくちゃ仕事が早いように思ってもらえる。確かに仕事の手際が多少よい面もあるだろうが、周りの仕事が進んでない分、より早い印象を与えているのだろう。

 

コンサル特有のスピーディーな世界から事業会社に戻ってくると、一日の業務がとても長く感じられる。やるべきことを全部終わらせても、まだたくさんの時間が余るのだ。

 

自分でいろいろ仕事を作りたいが、新たに何か始めるにしても、クライアントの管理職にお伺いを立てなきゃならないので、その方々が捕まらない限りは、どうしても手持ち無沙汰になってしまう。

 

できる限り議論を先読みして、頼まれてもいない資料も準備しておくなど、万全の準備を整えつつ、できる限り時間を有効に使ってはいるが、それでも時間が余って、今日の午後は少し眠たくなってしまった。

 

明日はやっとクライアント管理職と議論する時間が取れているので、そこで諸々の方向性を示して、当分やりきれないくらい、ごっそりと仕事をもらうことにしよう。この緩さに慣れることだけは避けなければ。