いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

同僚からの凹み電話

今日も大事な面談その2があった。

 

初対面のお偉いさんが相手だったが思いのほか話しやすくてよかった。ただ面談で告げられた内容としては予想以上にざっくりとしていて半ば呆れてしまった。

 

ただ、もうどうこう言っても仕方がないステータスなので、私が腹を括ろうと心に決めた。これだけファジーなミッションをやり切れば、私自身の自信にも繋がるだろう。

 

さて、そんな感じで面談はすんなりと終わったのだが、その後に同い年の同僚からチャットがあり、悩み相談の電話がしたいとのことだった。

 

快諾すると、すぐに電話がかかってきた。なんでも上司らとのミーティングで自身が作った資料をコテンパンに言われてしまい、この後どう動いたら良いのかわからなくなってしまったとのことだった。

 

コンサル歴は彼女の方が長いはずなのだが、なぜか彼女からこのような相談を受けることが多い。ただ素直に自分の弱さを見せて相談できるのは良い点だなと思っているので、いくつかのアドバイスをした上で、励ましてあげた。

 

彼女これまでの経歴を見るとかなり立派なので、最初はエースになるだろうなと期待していたのだが、なかなか苦戦しているようだ。上司からも少し前に彼女の仕事ぶりに対する相談を受けていたので、本当にうまいこといっていないのだろう。

 

ただあくまで私は彼女と同じ職位であるのだし、育成をするというのは少し違う。ゆえにできることと言えば、話を聞いてあげたり、励ましてあげたりすることくらいだろう。

 

終始感謝した様子で、また辛くなったら電話させて欲しいと言われ、会話を終えた。彼女のことも心配だったが、それと同時に上司のことも心配になってしまった。彼女までダメだとすると、私以外の部下がほとんど戦力になれていないのである。

 

このままじゃ上司がさらに自分で仕事を抱えこむ羽目になるだろう。管理職は大変だ。同情してしまう。