いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

雨が降ったら家族カラオケ

空は曇天模様。

 

そんな日は近所のカラオケに行くことが増えた。子供たちが大好きなのだ。車が納車されればこんな日でも遠出できるのだが、そちらはあと少しの辛抱だ。

 

とはいえ昼間は近所の商業施設を訪れ、娘が好きな英國屋で昼食をとり、各フロアをぷらぷらと回った。頃合いになったので、そろそろカラオケに行こうかとアプリを見たら、カラオケが満席になっていた。

 

急いで電話予約を試みると、席が空くのが最短でも19時だと言われてしまった。仕方ないのでそれで予約を取る。なんだかんだ、毎度このパターンになってしまうのだった。

 

そんなわけで19時から22時まで家族カラオケを楽しんできた。夕食も室内で食べ、子供たちは楽しそうに歌っていた。私と妻も端々で漫画を読み進め、改めてエンタメに満ちた3時間を過ごすことができた。

 

最近は定期的に訪れているので、少しずつではあるが、学生時代の感覚が、喉ではなく腹から歌う感覚を取り戻しつつある。それでも精密採点ではなかなか90点台に届かないので、テレビ番組で見るカラオケマスターたちは凄いんだなあと改めて思うに至った。

 

それにしても、途中、私が点数狙いで子供らが知らないラルクの曲を歌っているときの子供らの冷めた目が脳裏に残ってなかなか消えない。

 

唯一聴いたことすらない曲だったので、退屈すぎて堪らないという死んだ目をしていた。もう歌わない。