いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

災難続きの日

今日はトラブル続きだった。

 

午後から市民プールに行く予定で、今日は爽やかな日曜日になると想像していたのだが、端々で思わぬゴタゴタが起こってしまった。

 

まずは出かける前。とある紛失物騒動が起こり、それをきっかけに妻と険悪な雰囲気になってしまった。

 

そこはなんとか収まり出発したのだが、自転車移動なのに雨が降り出した。家に戻ろうかとも考えたが、子供らはカバーで濡れないし、ふたりとも行きたいと懇願したので、小雨の中、市民プールへと向かうことにした。

 

途中でうどんを食べ、プールに向かったのだが、到着の直前、濡れた点字ブロックに後輪を取られ、前後に子供ふたりを乗せた自転車がスリップしてしまった。

 

咄嗟に両手に力を込めたが、自転車の態勢を持ち直すのは不可能だった。そこで手と足で踏ん張って、可能な限りゆっくりと自転車を歩道に倒した。

 

子供たちがそれぞれレインカバーをかけていたこともあり、横になったことに驚いてはいたが、どちらも無傷であった。本当によかった。私は両手の筋を痛めた感覚はあったが、それでも子供らが無事であるならそれ以上に望むことはないのだ。

 

その後、子供らと予定通り室内プールに入り、約1時間半ほど泳いだ。私も久しぶりに25mを泳ぐことをし、ダイエットに励んだ。帰り道は晴れていたが、とても慎重にゆっくりと運転して帰った。

 

帰ってからは、トースターと電子レンジ、炊飯器が急に止まるというトラブルがあった。状況証拠的に食器棚のコンセントがショートしたものと思われた。

 

ただ一箇所ずつ検証していくと、食器棚から伸びた先の大元のコンセントが利用不可になっていることがわかった。結果、そこのブレイカーが落ちただけであった。トースター等を同時利用したせいだろう。

 

結果として安全装置が起動しただけで、どこかが故障していたわけではないので、不幸中の幸いであった。

 

これは災難続きの日だなと思っていたのだけど、最後にはお風呂の栓に息子のオモチャのパーツが詰まっており、浴槽にお湯がたまらずにすべて下水道に流れるというダメ押しまで喰らうことになった。

 

負傷した両手も時間が経つにつれてどんどん痛さが増してきているし、まさに泣きっ面に蜂である。

 

とはいえ、どれも大惨事には至らず、私以外の家族は無事であるので、幸運だったと思うしかないだろう。

 

こんな日もある。明日からは徳を積んでいこう。