いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

映画BLUE GIANT

Amazonプライムで『BLUE GIANT』を鑑賞した。

f:id:pto6:20240321193911j:image

前評判がすこぶる良かったので、原作は読んでいないがずっと観たいと思っていた。予想以上にプライム解禁が早かったので歓喜した。

 

やはりJAZZのライブシーンが最高であった。これは劇場で観たら堪らないだろう。家のテレビで観ても心震えて、最後のライブシーンでは、登場人物のストーリーも相まって、何度も涙ぐんだ。

 

特に、素人から天才二人とバンドを組むことになったドラムメンバーが最後の最後に見せたドラムソロには涙が流れた。

 

JAZZはあまり聴いたことないが、それでも伝わってくる音楽の凄さ。やはり素晴らしい音楽は理屈じゃないのだと再実感させられた。

 

ストーリー終盤の衝撃展開、また原作とは異なる映画オリジナルな物語の結び方には、否定的な意見もあったようだ。またライブ中の3D映像が陳腐だと批判の声もあったらしい。

 

それらの点も私はあまり気にならなかった。そのような細かいことがどうでも良いと感じてしまうほどに、音楽と登場人物たちに説得力があり、彼らのことと、この作品が大好きになってしまった。

 

案の定、鑑賞後はBLUE GIANTの原作の方も調べ、映画の続きとなるシリーズ作品から(今もまだまだ連載されストーリーは続いている)読みたい衝動に駆られた。これは漫画喫茶で一気読みかもしれない。

 

なんにせよ、久しぶりに心揺さぶられた映画作品であった。昨夜もライブシーンだけを見返したし、今後も何度か繰り返しこの映画を観ることになりそうだ。