いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

乙女心の萌芽

最近、娘が自分の髪の潤いを気にしている。

 

クラスにとても髪の綺麗な子がいるみたいだ。その子の美しい髪に憧れ、自分もそうなりたいのだと言う。

 

ママに頼んでトリートメントをしてもらったり、その子がしている髪の束ね方を真似したりしては、私にどうかなと尋ねてくる。

 

からしてみれば娘の髪も十分に綺麗だと思うので、素直に褒めると、嬉しそうに微笑む。まだ小学2年生だというのに、こんなにも乙女心が芽生えるのは早いのかと驚いてしまう。

 

それでも女の子で美意識が高く、自分の身なりに気を使うことは、きっとマイナスにはならないはずなので、いいことだろうと私は考えている。

 

少し前には口元の産毛を気にしていて、それを妻が剃ってあげると、とても喜んでいた。こうやって女性になっていくんだなと、私は学ばせてもらっている。

 

娘が自分の見た目に自信を持ち、楽しそうに過ごしてくれたなら嬉しい。その為のサポートは惜しまない。