いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

妻、退院。

昨日、妻が退院し、家に帰ってきた。

 

久しぶりの我が家に妻は嬉しそうだった。娘もいつも以上に身を寄せ、胸に顔をうずめ喜びを露わにしていた。

 

とはいえ、帰宅後は特に何をするでもなく、みんなでのんびりと日中を過ごした。おのおのにゴロンとしてテレビを眺める。日常が帰ってきたという実感があった。

 

夕食では、妻の大好きなエビフライをお義母さんが揚げてくれた。妻は誰よりもそれを食べ、満足そうに微笑んでいた。まだ思うように身体は動かないようだが、たくさん食べて、徐々に回復していってほしいなと思う。

 

就寝時。久しぶりに3人で寝るベッドは、とても狭く感じられた。でもそれ以上に、とてもとても暖かかった。