いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

掃除機の買い替え

昨日は家族で家電量販店へ行った。

 

掃除機を買い替えたかったのだ。現在我が家で使っているものは、私が学生時代に購入した年代物である。先月あたりから、ついにゴミをまともに吸い取らなくなってしまっていた。

 

掃除機コーナーに案内してもらうと、まずはスティックタイプのものが大々的に展開されていた。現在の流行はこれらしい。その横にルンバなどのロボットタイプが並ぶ。

 

しかし妻が仕入れた事前情報によれば、スティックタイプの吸引力は弱く、またすぐにバッテリー替えが必要となることから、私達は昔ながらのタイプを買うことに決めていた。それらの横を通り抜け、旧式タイプの棚に向かった。

 

旧式でもサイクロン式と紙パック式のふたつがあった。ちなみに現在家で使っているのはサイクロン式である。学生時代の私は、その当時の主流であったサイクロン式を、名前のカッコよさもあって買ったのであった。毎回ゴミがワンタッチで捨てられて私は気に入っていた。

 

しかし、決定権をもつ妻が選んだのは、もっとも古くからある紙パックタイプの掃除機だった。手に持つ部分が軽く、吸引力などの高い性能が構造上のシンプルさ故に安価で手に入る。紙パックを捨てるだけでいい、というお手入れの簡単さも妻が選んだ理由のひとつであった。

 

なんという原点回帰だろうか。これだけ技術が発達していっている中、昔ながらのタイプに戻る、ということもあるのだなあと思った。

 

そんな根強い支持層をもつ紙パックタイプも、この間進化を続けてきたようだ。私の抱くイメージよりもとてもコンパクトになっていた。

 

価格交渉も済ませ、ネット最安値で購入。運悪く在庫切れとなり取り寄せになってしまったが、1ヶ月ほど気ままに待ちたいと思う。

 

私がハウスダストのアレルギー持ちで、おそらく娘もそれを引き継いだように思われる。新しい掃除機で、家を出来る限り綺麗に保とう。

 

余談だが、家電購入の特典でUFOキャッチャーの無料券を貰った。それを使うと娘は見事アンパンマンのぬいぐるみもゲット。嬉しそうに遊んでいたのだが、帰り際にトイレに持ち込んでそこに置き忘れてしまった。家で大泣きした。