いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ひみつ道具:タベレルドッカ

娘は最近、ドラえもんにハマっている。

 

実家に帰った際に、劇場版を観たのがきっかけだろう。それ以来、関連動画を漁っている。

 

そんな昨日、ふたりベッドに入り、寝る前のお喋りをしていると、娘がひとり物語を語り出した。耳を澄ませて聴いていると、どうやらオリジナルで作ったドラえもんの話であった。

 

ドラえもんのび太くん、しずかちゃんが登場している。のび太ドラえもんに泣きついて、ドラえもんひみつ道具を取り出した。

 

「タベレルドッカ〜!」

 

聞いたことのないひみつ道具だ。訊けば娘が即興で発案したものだという。どんな道具なんだろう。私は引き続き耳を澄ませていた。ドラえもんのび太くんに道具の説明をする。

 

「これをつかえば、じめんにおちたゴハンだって、食べれるようになるんだ〜」

「うわぁ!ありがとう、ドラえも〜ん!」

 

なんだその道具は。そんな発想はなかった。