いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

保育参観

今日は午前休をとって幼稚園に参観に行った。

 

園に着き、時間になると教室の扉が開かれた。にわかに騒ぎだす園児たち。もちろん娘も例外ではない。私たちを見つけると立ち上がり、教室を飛び出してきた。(先生が席に連れ戻す)

 

先生に名前を呼ばれると元気よく返事をした娘。お歌も大きな声で楽しそうに歌っていた。しばし牧歌的な時間が流れる。ずっと眺めていたい。昼から仕事なんかしたくないと思った。

 

しかしすぐに騒々しくなった。ひとりが泣きだすとたちまち連鎖が生まれる。先生ふたりはプログラムを進行しつつも常に子供たちのケアに追われ、心配になるほど大変そうだった。

 

またこの年齢だと、同じ学年とはいえ園児たちの格差が大きい。それはそうだ。この半年で娘がどれほど成長したか。4月生まれと3月生まれだと体格も発達もまるで違うレベルになる。

 

そういう意味では、9月生まれの娘は順当に、真ん中くらいの集団に属していた。仲の良い友達もいるようで、楽しそうに戯れている姿が見られ、安心するとともにとても嬉しかった。

 

それにしても先生たちだ。なんて責任が伴い、大変な仕事であろう。自分がやれと言われてできるだろうか。一回やってみたら、終わり次第くたくたで倒れてしまいそうだ。

 

幼稚園からの帰り道、それでも笑顔で頑張っていた先生たちの姿を思い出し、午後からの仕事に向けた心持ちを整えた。自分も頑張ろう。