いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

お供じょうず

お出かけの際の息子はとてもお利口さんだ。

 

昨日も私たちがショッピングする間、泣くでもなく、騒ぐでもなく、ただただ大人しく穏やかに、ベビーカーのなかで過ごしてくれていた。

 

それどころか、外に連れ出すと息子もニコニコとしてくれるのだ。流れいく景色を興味津々に、その水晶玉のような澄んだ目で一生懸命に追いかけるのだった。おかげで買い物に付き合わせる我々の罪悪感も、幾ばくか軽減される。

 

そんな息子であるが、家に帰ってくるとその反動からか、虫の居所が悪くなることが多い。

 

楽しそうに見えてはいたが緊張もしていたのだろうか。見慣れた部屋に降ろされると、途端安心したかのようにわーわーと泣き出すのだった。もしかしたら、もっと外に居たかったと泣いているのかもしれないけれど。

 

なんにせよ外出した日は息子は寝付きの機嫌が悪く、一旦眠ると朝までぐっすりと眠る。昼に寝れていない分を取り戻すかのように、忙しない外での観察の疲れをしっかりと癒すように。

 

これからも息子を連れてのお出かけは多々あるであろう。好きであれ、嫌いであれ、付き合ってもらう他にない。よろしくお願いしますよ。