いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

世知辛い

今日驚いたこと。

 

食卓で在宅勤務をしていると、娘が席に座り私の方を向いて、こんなことを喋りかけてきた。

 

「さいきん、ころな、がふえてきてて、しんぱいだねえ、ぱぱも、きをつけてねー」

 

驚いてパソコンから顔を上げそちらを向くと、娘がどこぞの主婦のような訳知り顔を浮かべ、食卓に頬杖をついてこちらを見ていた。

 

夫婦の何気ない会話の真似なのだろうが、すごい再現度だ。よく聞いている。でも、どうせなら楽しい話題が良かった。世知辛い世の中だ。