いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

月曜だと思ったら

月曜だと思って目覚めたら、日曜日であった。

 

寝ぼけた頭に安堵と喜びがじわじわと広がっていく。それなら、まだもう少し寝られるじゃないか。

 

そもそもなぜ今朝を月曜の朝だと錯覚したのか。それは昨日の過ごし方がいかにも『日曜日的』だったからだと思われる。我が家は土曜日にお出かけをして、日曜日は家で休息をとるパターンが多い。それゆえ、家でゆったりと過ごした昨日を、日曜日だと勘違いしたのではないかと推察される。

 

なんにせよ、月曜と日曜には雲泥の差がある。これについては多くの先人たちが多様な表現でもって言い表しているので、今更ながらここに記すことは慎みたい。とはいえ、なんだか休みが一日延びたようで、お得に感じる目覚めだったわけである。

 

しかし、時間の流れというものは残酷で、あっという間に本物の月曜が目前に迫った。明日の朝目を覚ませば、紛うことなき月曜日がそこにはあるのだ。

 

なんとも短い延命期間であった。とは言え、もうすぐでゴールデンウィークに突入する。それだけを励みに、明日の朝はなんとか身体を持ち上げよう。