いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

正念場ふたたび

会社での仕事中に妻から連絡がきた。

 

風邪をひいていた娘の熱が38℃台後半まで上がったとのことだった。すぐに電話をし詳しく聞く。昼寝の後から急にそうなったようで、さすがにしんどそうだということだった。

 

状況によっては夜間病院に行くこともあり得る、ということだったので急遽課長に分断勤務を申し出て、会社を後にした。こういうときフレックス勤務ができるのはありがたい。

 

娘が食べたいというものを買って家に帰る。いつもだったら少しの熱くらいなら元気な娘が、ソファでぐったりしていた。おでこには冷えピタ、口にはマスクをし、弱々しく毛布にくるまれている。

 

弱っている娘の姿に憐憫の念を覚えた。ただしばらくすると解熱剤が効いてきたのか、少しずつ会話もできるようになってきた。

 

ご飯を食べられるだけ食べ、汗を流すためシャワーを浴びさせた。ポカリを飲ませ、薬を飲んであとは寝るだけ。基本的なことばかりだが、良くなるためにはそれしかやりようがない。

 

息子も熱はないものの、咳の症状は強くなってきた。なんだか3週間前の再来である。早く子供たちを完治させ、悪い循環から抜け出さなければ。