いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

娘の好きな人ランキング(5歳ver)

娘の好きな人ランキングを教えてもらった。

 

1位は、パパとママと弟の名前をあげた。同率で首位らしい。家族を大切に思ってくれて嬉しかった。

 

2位は、つらつらと幼稚園のお友達の名が連なった。ここにも優劣はないらしい。私が耳にしたことのあるお友達の名前がすべて出てきたように思う。

 

では3位は?と聞くと、「3位はいな〜い」とのことだった。とっさには思いつかなかったのだろう。ただ、家族とお友達。そのふたつが彼女にとっての大切な存在だということはよくわかった。

 

このランキングを聞いて、とても腑に落ちたことがあった。彼女が友達を並列で見ており、そこに順位を設けていないということだ。

 

たしかに先日、幼稚園にお迎えに行った際にも、彼女の振る舞いを見ていてそのような印象を受けた。誰かと遊んでても、別の友達を見かけると、すぐに駆け寄って行って声をかけていた。

 

友達に優劣をつけずに平等に扱う。そういうと聞こえはいいが、私はそんな娘を見ていて、少しばかり心配になったのであった。

 

もうクラスの中では仲良しグループというものができているらしい。そして多くの同級生たちは、おそらくは一番仲のいい、一番好きなお友達というものが、存在していると思われる。

 

そんな中、誰とでも仲は良いものの、誰とも“特別な仲”にはなっていない娘のことが、心配になってしまったのである。

 

別にクラスで仲間はずれになっているわけでもないし、いくつか属するグループはあるみたいだ。本人も毎日楽しそうだし、大きな問題は生じていない。しかし、親としては不安に思ってしまうのだった。

 

こんな心配せずとも、どこかのタイミングで娘も成長し、特別な友人を持つようになるのかもしれない。もしくは、皆と仲良しのまま、楽しい人生を過ごすのかも。なんにせよ暖かく見守っていきたい。

 

娘の好きな人ランキングから、5歳における彼女の人間性が垣間見れた。今後どう変わっていくのか。