いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

新世界

初プロジェクトがフェーズ2に進んだ。

 

市場調査等の情報を集め整理する段階を経て、それら情報を基に新規事業戦略を立てる段階に入ったのだ。

 

前のフェーズでも立ち上がりは苦労したのだが、フォーマットを固めて、勘所をつかむと、終盤は自信を持って進めることができ、手応えも感じられていた。

 

この調子で行ける、と調子に乗り始めていた矢先、次のフェーズに移行した。するとまたやることがガラリと変わる。答えのないところに答えを築き上げていくことが求められ、当然ながら難易度が格段に上がる。

 

たまに挫けそうにもなるのだが、まさに戦略案件のど真ん中のところなので、是が非でも踏ん張って、今後に向けた自信を勝ち取りたいところだ。

 

日々こんなの無理だろ、というテーマの資料作成に挑み、1日を終える頃になんとか形にすることができている。苦しんだ上で、朝時点では思い描くこともできなかった資料を作り上げているので、一日の周期で自身の成長を(否が応でも)実感できるわけだ。

 

今日も夕方近くまでは、ぶつけようのない憤りのような感情を抱きながらパソコンに向かっていたが、仕事を上がるときには完成した資料を前に、少なくない満足感を抱きながらに電源を切れた。

 

休憩時間にアプリで読み返している昔のワンピースも大いに勇気を与えてくれた。物語はついに新世界編へと入ったのだが、2年の修行を経て自身に満ち溢れるルフィたちは、目の前の困難に対してとても楽しそうに立ち向かうのだった。

 

自分も訪れた“新世界”に対しできるだけ楽しみながら挑んでいきたいものである。とはいえ本音を言えば、私も2年間の修行を挟んでから挑みたいところだが、そんな望みは早々に捨て、日々成長するしかない。