いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

淡路島とウニしゃぶ

今日から二泊三日の淡路島旅行だ。

 

明石海峡大橋を越えると、パラついていた雨も消え去り、目の前には青空が広がった。今回は南淡路のホテルに泊まる。淡路島の南側、つまりは四国の目と鼻の先まで足を運ぶのは初めてであった。

 

まずは昼食を食べに『絶景レストラン』を目指す。当初は四国に上陸してうどんを食べる予定だったが、今朝起きたときにやはり子連れだと大変だと考え直し、急遽目的地を変えたのだった。

 

とはいえ、そのレストランは前から行きたいと思っていたところだった。いや、行きたいというより「食べたい」が正確である。ここの名物『ウニしゃぶ』をいつか食べたいと思っていたのだ。

 

そして念願のそれを注文した。妻とふたりで『海鮮セット』と『肉セット』を頼んでシェアして食べた。

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期待以上の美味しさであった。生ウニだけでも美味しいのに、その『しゃぶ』って。こんなの美味しくないわけがない。

 

まずは肉や海鮮をウニだしでしゃぶしゃぶして食す。そのあとは生ウニをご飯に乗せてウニ醤油をかけてウニ丼として味わう。最後はご飯をウニだしにぶち込みウニ雑炊で頂く。文句なしのフルコースであった。

 

ウニが大好きな妻も至福の表情を浮かべていた。レストランの名に違わない絶景を窓側席で眺めながら、これ以上ないほど贅沢なランチで旅をスタートさせた。

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ランチ後はレストラン下にある『うずしお科学館』に立ち寄り、子供たちを遊ばせた。ささやかな施設であったが、ふたりともとても楽しんでおり、大人たちもウニの余韻を噛み締めながら、ゆったりと過ごすことができた。

 

施設を出てからは私が運転席に座り、実に数年ぶりとなるハンドルを握って海岸を目指した。淡路島は初心者でも運転しやすい。とても良いリハビリになったのであった。

 

そんなわけで次は水着に着替えて海に入った。これでこの夏、海と川とプールを制覇できたことになる。心地よい水温で、また人の数も多過ぎず、とても穏やかに水遊びができた。息子も波打ち際で楽しそうに遊んでおり、私も胸まで浸かって快い波を感じていた。

 

その後はついにホテルへ。子供連れに嬉しい設備が備わったホテル。建物自体は少し古かったが、リノベされた設備は素晴らしく、子供たちも大喜びであった。

 

夕食は上層階でフレンチのコースを食べた。これまた美味しくて、妻とはふたりでシャンパンも飲んだ。食後はプールサイドで小さなお祭りが開催されており、娘にはヨーヨー釣りや輪投げ、スーパーボール釣りや射的で遊ばせてあげた。

 

そしてこれから大浴場である。今夜もまだまだ楽しいことがありそうだ。ここに二泊。ワクワクである。