いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

赤い宝石

妻の実家から、あまおうが届いた。

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毎年送ってくださるのだが、年々抱くありがたみが増している。いちご狩りをして以来いちごの美味しさに目覚めたのもあり、スーパーでいちごの値段を知ったからでもある。

 

昨日届いたが、早くも3パック食べてしまった。残り1パック。週末にはなくなってしまうだろう。美味しさもさることながら、そのビジュアルの美しさにもうっとりしてしまう。

 

傷があったり、形の悪いものは商品からは外されているのだろうが、それにしても宝石のような美しさだ。キラキラと輝いていて、およそ食べ物のようには見えない。

 

きっと神経質な管理のもと、こうして私の手元に届いたのだろうなと思うと、なおさらありがたみが湧いてくる。食べるのも勿体無いのだけど、自然と口へと運んでしまう。子供らも競うように手を伸ばし、ひとパックはものの数分で各々の腹の中へと収まってしまうのであった。

 

ちなみに、妻は実家のお隣りさんが、ビニールハウスであまおう事業をやられており、小さい頃からよくあまおうのお裾分けを頂いていたらしい。なんとも羨ましい話であるが、ゆえに彼女にとっては懐かしい故郷の味でもあるのだろう。

 

正直もう少しサイズは小さくてもいいかな、とは思うのだけど、その美しさと美味しさには文句のつけようもない。早くも来年のあまおうを楽しみにしている。