いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

思い切って断舎離

窓の外はしとしと雨が降っていた。

 

昨日はお出かけをしたこともあり、今日は一日家の中で過ごすことを決めていた。来週届く娘の勉強机を設置するためにも、部屋の整理をすることにしていた。

 

あるあるだと思うが、家の整理をしだすと、途端にいろいろな箇所が気になりはじめる。妻と分業しながらあれやこれやと手を出していると、いつのまにか、玄関前にはゴミの山が築かれていた。

 

うちの市だと粗大ゴミが無料で捨てられるし、マンションのゴミ置き場には24時間捨てられるので、こんなとき本当に有り難い。おかげで鏡台や衣装ケースもすぐに運び出すことができた。

 

不要なスーツや洋服も一掃し、現在のマンションを購入した際の資料なども整理した。不要なものを排除して空いたスペースには、場所をとっていた羽子板などをすっぽりしまえた。

 

全てのゴミを捨て終わると、無くなった物理量以上に、私と妻の心はすっきりとしていた。雨の休日を有意義に使って、大仕事をやってのけたという充足感に満ちていた。

 

娘の部屋に加え、夫婦のウォーキングクローゼットも綺麗になった。明日から新鮮な気持ちで暮らせそう。