いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

はじめての吹田スタジアム

今日は吹田スタジアムにサッカー観戦に行った。

 

妻が無料招待に応募して見事当選したからだ。もともと近所だし、吹田市民だし、いつかガンバ大阪の応援に行きたいね、とは話していたのだが、結局、今日まではその機会を作れないままであった。

 

今日も予報時点から一日雨が降るとの予報だったので、子供を連れて行くかどうかを当日まで悩んだが、最後は新体験へのワクワクが勝って、雨の中スタジアムに向かうことにした。

 

電車や車(私たちの場合はレンタカーだが)だと、行き帰りに混み合うのがわかっていたので、近所の強みを活かして自転車で行くことにしていた。ゆえに妻とふたりレインコートを着て運転した。子供たちはレインカバー付きのチャイルドシートに座るので濡れる心配はない。

 

雨に打たれて手は多少かじかんだが、無事にスタジアムまで自転車で到着できた。駅からは人の行列がスタジアムに伸びており、やっぱり自転車で来てよかったねと妻と話した。

 

スタジアムには意外にもスムーズに入れた。今やどこも電子チケットであり、確認する側にしても効率的で良さげであった。ゲートから入るとすぐに緑のグラウンドが見れた。割れんばかりの声援もこだまする。

 

無料チケットなので席は3階だ。それでもグラウンドとの距離は近く感じた。近年できたばかりのスタジアムなので、海外のスタジアム同様、グラウンドと観客席が近い。一階席なのて、ほんと目の前で観戦している気になれるであろう。

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対戦カードはガンバ大阪vsセレッソ大阪大阪ダービーだ。リーグ戦ではなく、ルヴァンカップでの戦い。前半は会場の雰囲気を味わっているうちに終わってしまった。

 

ハーフタイムを超えると、子供たちがさすがに退屈し始めた。娘は妻に抱かれて昼寝をし、息子はスマホをいじり始めた。試合もしょっぱい展開で、得点はガンバの致命的なパスミスからセレッソが決めた1点のみ。大きな見せ場もなく、90分が終了した。

 

しかしアディショナルタイム5分でドラマが起きた。見事な突破からガンバが目の前でゴールを決めたのだ。勢いに乗ったガンバの波状攻撃が続く。ホームゆえの盛大な歓声があがり、私と妻も声を出し応援した。

 

結果はそのまま1vs1の同点で終わった。ただ最後に興奮が味わえたので、満足感を得た上で帰路に立つことができた。

 

まだユニホームを買いたくなるほど、ガンバというチームにはハマれなかったが、少なくとも吹田スタジアムは気に入った。また機会をつくって必ず訪れたい。