いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

はじめてのハーベストの丘

妻の提案と運転でハーベストの丘に行ってきた。

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阪堺にある観光スポットだ。前々から妻は行きたかったようで、今週末はレンタカーを借りていたので、ここに行くことにした。

 

天気も良く、気候も暖かかったので、結果論ではあるが、このスポットを訪れるのは最適な日だったように思う。広大な敷地だが、歩き回っているだけで清々しかった。

 

まず初めは子供らとゴーカートに乗る。走りがいのあるコースで面白かった。次は吊り橋を渡って、動物らがいる丘へ。息子は羊に餌をあげ、娘はひとり馬に跨り小さなコースを一周した。

 

カビパラのふれあいコーナーで餌をあげながら、背中を撫でた。子供らは躊躇なく動物を触るので親の方がドキドキしたしまう。子供はカピバラの硬い体毛に、なんだか草みたいだと無邪気な感想を述べていた。

 

コスモス園の前で家族写真を撮り、丘の上のレストランで、自家製ソーセージを食べた。娘はそのあとパンづくり体験を行い、その間私は息子と原っぱを散策し、息子と一緒にバッタを追いかけていた。

 

一時間後、娘らと合流して、焼きたてのパンを食べた。芝生の上にシートを敷き、私はしばし横になりながら、草原で走り回る子供らを眺めていた。

 

夕方に近づいてきたので、吊り橋を渡って最初の丘に戻る。そこではビニールアスレチックがあったので子供らふたりと私で入場した。その後は娘は愉快に上下するアトラクションへ。その間私は息子と観覧車に乗った。息子は高いところが怖くはないようで、揺れるゴンドラの上から地上を見下ろしはしゃいでいた。

 

そのあと、娘はシルバニアエリアに入り、私と息子はその周りにある巨大昆虫像を見て回った。さすがに息子に疲れが見え出しぐずり出したので、最後は抱っこして出口へと向かった。

 

途中、売店で自家製ソーセージを買い食いし、出口のお土産コーナーでも味が異なるソーセージを3パック買った。出口の側のバームクーヘン屋では妻と娘がバームクーヘンを食し、お土産にも同じものを購入していた。

 

帰り道の車では、子供らが後部座席でぐっすり寝ていた。そのためスピーカーで懐メロを流しながら、妻と並んでお喋りをしながら帰った。年齢が同じなので懐メロの時代感も合い、価値観も似ているので快く会話が弾んだ。

 

黄昏た空を眺めながら、この人と結婚できて本当に幸運だったなと、ふいに思った。車は安全運転で家に到着し、夕食ではお土産のソーセージをメインに、デザートではバームクーヘンを食べた。心地よい疲労感。